浜端ヨウヘイと今の時代を生きるシンガーソングライターたち

浜端ヨウヘイと今の時代を生きるシンガーソングライターたちへようこそ

山崎まさよし、浜端ヨウヘイ、山下達郎、宇多田ヒカル、小田和正、家入レオ、大槻ケンヂなどと、日本には数多くのシンガーソングライターが存在しており、その数はアイドルブームである現在においても年々増えてきています。このサイトではそんなシンガーソングライターについて様々な事を真摯に考えていきたいと思います。

浜端ヨウヘイと今の時代を生きるシンガーソングライターたち

路上ライブすゝめ

歌手不在の時代のシンガーソングライターとは?

かつては歌詞を書かない人もシンガーソングライターと呼ばれていた

 別のページにて解説してまいりましたが、日本ではかつて、実際には歌詞を書かないのにも関わらずシンガーソングライターだと名乗っていたり、または呼ばれている人が沢山おりました。要するに、作曲と歌唱はするけれども、作詞は誰かに任せるということですね。逆に、作詞と歌唱はするけれど、作曲はしないという場合だと、シンガーソングライターとして認められないといった経緯などもあったのです。

 もしも、この後者に関してもシンガーソングライターだと定義するとなると、今度は作詞作曲はするけれど自分は歌わないという人にもスポットライトがあたってくるかと思います。

それは職業作曲家じゃないの?

 勿論、作詞作曲をするけれども、自分は歌わないということになるとシンガーという部分が崩れてしまうので、恐らくはシンガーソングライターという枠組みからは外れてしまうかと思いますが、最近は音声合成ソフトウェアを利用した音楽などが若者の間で流行している事を考えると、「これはどのように定義するべきなのだろうか?」と困惑せずにはいられません。

 またこれまでは、「自分の曲を、自分の気持ちをのせた歌詞で、自分の声で届ける」ということが必要以上に賛美され、歌謡曲が滅びゆく流れにつながってしまいましたが、逆に今では、「曲を作る人と、歌詞を書く人が、ソフトウェアに歌わせて、その曲を誰かが歌う」という歌謡曲時代のリバイバルのような状況へとなっているという事実もあります。

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歌えないのではなく歌わない

 中には歌えないのではなく、意図して歌わない人なども増えてきています。勿論これは、歌うことによって録音する手間がかかってしまうということと、録音する環境が今の現代日本では見つけるのがかなり難しいということもあるかもしれませんし、また、人によっては、「誰かが歌うことによってその曲自体がその人物の主張や内面だと受け止められかねない」といったことや「曲の独立性が薄れる」といった理由から歌わないという選択肢をとっている人もいます。

 中には自分で、作詞作曲をし、ソフトウェアに歌わせておきながらも、後々自分の声で、その作った曲を歌っているというメジャーデビューを果たしたアーティストもいたり、逆に、そうして作った曲がプロの歌手によって歌われるという流れも生まれてきているのです。

シンガーソングライター疲れ?

 特にこれは、シンガーソングライターが歌っている皆の心や心情、共感を呼び起こすような内容が、なんだか嘘くさく陳腐に感じ始めてきてしまったという一種のシンガーソングライター疲れなるものがあるのかもしれません。勿論それは、あまりにもライト層を追求しすぎたばかりに、曲自体が非常にありふれたものになりすぎて、共感できない層もかなり生まれてきてしまったという状況もあるのでしょう。勿論斉藤和義や、山崎まさよし、そして浜端ヨウヘイといった古くからのシンガーソングライターに関しては一定のファンを保っておりますが、それ以外がどうかと聞かれるとどうしても言葉につまってしまいます。

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勿論デジタルアーティストの中にもその傾向はある

 しかし、これは確かにシンガーソングライターだけに特有な傾向ではなく、自分で歌わずにソフトウェアに歌わせるアーティスト達の中にも同様に引き起こり始めているもので、メディアミックスを前提に作られた楽曲や、二番目のどじょうを狙って作られた楽曲のようなものから、金太郎飴を溶かして型に流し込んだようなものまでが、無批判に礼賛され、高評価を受けた挙句、乱造され、次第に求心力を失っていっているという事実もあります。これは、どのコミュニティーやジャンルにも言える問題だと切ってしまえばそれまでなのですが、日本におけるシンガーソングライター文化とどうように、あらゆる層が、それぞれの深度によって、自分にあった楽曲に出会えるような、そんな世界でい続けられるように、我々自身も日頃から音楽や様々な創作物に親しみ、クリエイターやアーティストにとって張り合いのあるファンで、いつまでもそう、あれるように努力しなければいけないのかもしれません。